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たこげるげのケセラセラ日記④~「のぞみ、いぶき、つばさ、みのり、そしてゆめ、はな、にじ」の巻~

こんにちわ お久しぶりです たこげるげです。
季節も変わり朝晩温かいものが恋しくなりました。

さて、皆さんは、覚えているでしょうか。今年7月に起きた事件。「津久井やまゆり園」で起きた元職員による殺傷事件。私は、当初はその話題から逃げていました。なぜなら、あまりにも何とも言えない気持ちになり、言葉選びにも迷っていたからです。
そんな時、ぼくが十数年応援しているシンガーソングライター「宮沢勝之」さんが、自己プロジュースのコンサートで、新曲としてこの事件をテーマにした「のぞみ、いぶき、つばさ、みのり、そしてゆめ、はな、にじ」を書き下ろしたのです。曲紹介の中で宮沢さんは、この曲を書くまでに時間かかったこと、いろんな思いを駆け回ったことを話しました。

「事件のことは、福祉に関わる私達が、きちんと自分たちの言葉で伝えていかないと、やまゆり園で安心して暮らしていた人、そしてやまゆり園に安心して預けていた親御さんたちに失礼にあたると思い、今回新曲として発表した」

この言葉に感銘を受け、ぼくもきちんと事件に向き合い、今回思いを書くことにしました。

今回の事件で、ぼくの心の中がざわつき、そして何とも言え感じになったのは、「重度心身障害者はなくしちゃえばいいと思った」という犯人の発言と、移送された時の笑顔です。犯行時もあの薄ら笑顔だったかと思うと、ぞっとします。重度障害者に対するさまざまな偏見があることは、事実です。しかし今回の犯人は、その偏見があまりに異常でした。
人はみんな、安心して楽しく生きていることが一番の幸せだと思っています。ぼくたちは、ぼくたちの幸せをぼくたちの周りで一所懸命にサポートしてくれている人達に感謝して暮らしています。感謝していた人に、あんな惨い理由で一瞬で命を奪われたら・・・・ぼくもやりきれない思いになりました。

ただ今回の事件をきっかけとして、少しでも重度心身障害者の人たちのことを考えてもらえたらと思います。

こんなことしか話せなくてごめんない。このブログで不快な気持ちになった人がいいたらごめんなさい。この次は、楽しいことを書こうと思います。
今回はこれにておしまい
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プロフィール

トウブ

Author:トウブ
働く場の限られている障害者に、中野区が日中活動の場を提供し、織物を中心とした作業を行っています。
作業を通じて自立の助長、健常者との共生、障害者福祉の向上を目指しています。
また希望者には、就労継続B型施設として、就労支援も行っています。

中野区東部福祉作業センターHP
http://tobu56.wix.com/happy-smile

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